さすがのハンフリー・ボガート。背が低い事を除けば、確かにフィリップ・マーロウのイメージに近くて、シブくてカッコいい。
そして、原作を忠実になぞる脚本。
おかげでイメージはあんまり壊れないんだけど。
でも、よりによって選んだ原作がこれかぁ。
原作はフィリップ・マーロウシリーズ第1作「大いなる眠り」。
一番複雑な話じゃないですか。。
映画版しか観てない人にはぜんぜん筋がわからないだろうなぁ。
やっぱりフィリップ・マーロウは原作とプリンはオススメだけど、映画はあんまりお勧めできないと思います。
原題が「The Big Sleep」、
小説のタイトルの訳が「大いなる眠り」なのに、
映画の邦題がこんなプロレスみたいな題なのも残念です。