追悼、西郷輝彦。
海軍飛行予科練習生。通称、予科練。
戦闘機に乗るための訓練する宿舎。
罵声が飛び交い厳しく鍛えられる。
きっと現代の若者が観れば、無意味なシゴキの演出に嫌気が刺すのではないかと想像する。
決して戦争を美化している作品ではなく、当時の時代を再現して戦争が如何に野蛮な行為だったのかと考える主旨に気付いて欲しい。
若かりし西郷輝彦と谷隼人が良い。
若き富司純子、大原麗子が美しい。
若者を諭す鶴田浩二が良い。
特攻の考え方を否定しているが、命令に逆らえず苦悩している様子がとても伝わる。