たーぼーん

天井桟敷の人々のたーぼーんのレビュー・感想・評価

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)
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僕は黒澤「七人の侍」を2度と制作することが出来ないという意味で奇跡の作品と思っているのだけど、フランス映画でそれに値するのはこの「天井桟敷の人々」だ。
僕が中学・高校の頃一人で梅田や新世界に映画を観に行ったり、学校の図書室でキネ旬を読み始めた頃、「第三の男」「市民ケーン」を凌いで、歴代最高傑作とされていたのがこの作品だ。
とは言え、この作品は長いし、僕の様な年中疲れてる弱い人間はどうしてもちょっとは寝てしまう。でも作品に敬意を持ちこれまで何度も観てきた事もあり前半の途中から最後まで150分位は全く寝ずに夢中で観続けたぞ!
今日は本当に幸せな日だった。