スターリンに隠し子がいたら…?というブラックコメディ。オーストラリア映画。原作ありらしい。まあまあ面白かった。
リチャード・ロクスバーグが成長した「隠し子」ジョーを演じ、他にジュディ・デイヴィス、サム・ニール、ジェフリー・ラッシュが出ていた。
史実とフィクションのミックス。スターリンを崇拝するオーストラリアの女性ジョアンが手紙を送りまくりついに目に止まり会いに行く。
それだけならまだよかった(?)がスターリンがセックス中に死亡、彼女はスターリンの子供を身ごもってしまう。
オーストラリアでかねてから交際中のウェルチと結婚し、子供を産み、子供の父親は誰かを伏せたまま生活していく。
ジョーが普通に育てば何事もなく穏便にいったかもしれないけど、スターリンのDNA強すぎて😂
幼い頃から片寄った思想に興味を持ち、刑務所や手錠に興奮し、ヤバい片鱗が見えていたけど。
まさか父親がスターリンだとは思わないわな。
成人して結婚した相手は祖父母をスターリンに殺されたラトビアからの難民だったり、あれだけ世界的な虐殺者となると国を変えても因縁遺恨はあちこちに転がっていて。
旦那がどんどんスターリンに似てきたらやだよね😅違う映画なら復讐劇になっていくと思うよ、こんな状態。
そんな中でもジョーを息子として夫として愛せるのか?なんてこともちらっと考えさせるが、基本的に想像通りで、ネタは重いが軽いテイストのコメディ。