トルーマンバロウズ

スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

3.4
西暦1955年、ブライアンとペギーの夫妻は人体への放射能耐性を高めるための極秘計画に参加した。
実験は無事成功したが、ペギーが赤ん坊デビッドを産んだ直後に夫妻は体中からなぜか炎が噴き上がり焼け死んでしまった。
それから数十年後、成長したデビッドにも体から炎が吹き出る体質は引き継がれており・・・・。

ブラッド・ドゥーリフ主演の人体から自然発火してしまう青年を取り巻く陰謀を描いたSFサスペンススリラー映画‼︎
両親が参加した実験の影響で感情が高ぶると体中から炎が吹き出してしまうというとんでもない体質の青年をドゥーリフがさすがの演技力で熱演していたのは素晴らしかった。
また特撮の出来もそれなりに良く腕や顔、口から炎が吹き出すという描写は見ごたえがあり特にクライマックスの火傷だらけのデビッドの見た目はまるで毒毒モンスターのようでカオスな感じすらあった。
ラストがやや唐突に終わってしまったのは消化不良な感じだが、全体的にフーパー監督らしい派手な出来のB級映画だった。