このレビューはネタバレを含みます
まず乗っけからロック様とサミュエル・L・ジャクソンをフリに使って、挙句適当な幕引きで退場させるのがもう最高でした。
盛大な無駄遣い。
内容とかキャストを知らないで見始めたら絶対こっちが主役だと思っちゃう。
少し下品なボケもありましたが、基本バカっぽさ全開の下らない小ボケの連続なので割と見やすかったです。最初から最後まで笑いどころが多くて楽しい映画でした。
バーみたいなところでアレンとテリーが話してるシーン。アレンが肩叩かれて後ろの年配のグループの合唱に会話の途中なのに参加して、しれっとまた会話に戻ってくるのが本当謎すぎて爆笑しました。ここが一番好き。
そして何より、ウィル・フェレルの演じるアレンがずっと面白い…。良い奴なんだけど言動がちょっとずれていて、周りからの扱いがかなり雑なのが見ていて可哀想だけど面白過ぎました。何故か美人に凄くモテる設定も意味不明で良かったです。
マークウォール・バーグはツンツンした役が本当似合う。口も態度も悪いけど、それは刑事としての熱意の裏返しというか。始めた理由は不純ですがバレエもハープも出来て、なんだかんだ強いんだから、やっぱりジータさえ撃たなきゃ出世できていたかも。
序盤の凸凹コンビ具合もすごく面白かったですし、後半2人ともちゃんと有能さも見せつつ、平凡さとアホっぽさが拭い切れない感じが最高でした。やっぱりバディもの好き。
