嵯峨

アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!の嵯峨のネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

くだらなすぎて結構笑った。特に前半は割と腹抱えて笑いました。
サミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソンという不死身刑事バディとして超説得力があるのに、あの殉職シーンはそこだけ何回か観るほど面白かった。「マジで何の勝算があったんだ」と爆笑してしまいました。何回か止めて巻き戻してクッション代わりになる何かを探したんだけど、本当に何もなくて繰り返し見れば見るほどバカすぎて笑えました。

本当にクソくだらない話がずっと続いて、まあ脳死でも楽しめるコメディなんだけど・・・これ肝心の経済犯罪難しくね?って思いました。恥ずかしいから小声で言います。

ただエンディングは本当に「へぇ〜」ってなるリーマンショックに関する非常に重いものがついてて、当然物語そのものが風刺になってるんすけど、なるほど「マネー・ショート」の監督なだけあるわ〜ってなった。確かに我々庶民にとっての身近な犯罪って普通の映画に出てくるような人殺しとか泥棒とかじゃなくてこの映画に出てくるような経済犯罪だよな〜と思ったり。そして、「マネー・ショート(そもそもタイトルの時点で意味がわからないけど)」に「華麗なる大逆転」っていう副題つけるってマジでどんな神経してるんだと改めて思いました。「次の敵はゴールドマンサックス」ってこの映画では言ってるわけだしね。
嵯峨

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