らんらん

宴のらんらんのレビュー・感想・評価

(1967年製作の映画)
3.5
これはタイトルからは内容が想像つかないですね、見た後でもなぜ宴なのかわからないし(やはり主題歌関連?)
内容は二・二六事件に身を投じることになる青年将校(中山仁)と、そんな彼に想いを寄せるヒロイン(岩下志麻)との交わることのない恋の悲劇的なお話
ところどころ見所はあるんですが全体的には退屈かなと、主題歌だったり劇中の音楽が変なムード出してて安っぽくしてると思う

出演者は今から見るとなかなか凄かったりする
男優メインになるのは中山仁、高橋昌也、川辺久造、残念ながらみなさんほぼ知らないんだけど他にも江守徹だったり劇団系の俳優さんが多い印象
後は松竹で菅原文太ってのがレアなのと、藤岡弘って松竹出身だったのか!という驚きの発見

で、この映画見た一番の目的岩下志麻さん、やっぱり良かった!かわいくもあり美しくもあり官能的でもあり燃えるような情念があって、そして悲劇的でもありました

ストーリーとかよりも知っている俳優が次々に出てくるので、そっちのほうが楽しめてしまったかもしれない
らんらん

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