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20世紀ノスタルジアの8bitのレビュー・感想・評価

20世紀ノスタルジア(1997年製作の映画)
5.0
この映画は90年代に10代を過ごした男子にとっての夢です。

95年当時の広末涼子と夏休みをまるまる過ごすってどういうことなのか。
まさに夢です。
あの衝撃的だったdocomoのポケベルのCMにやられた方ならわかっていただけると思います。
「MK5」といえば「Majiで
Koiする5秒前」だという方にはわかっていただけると思います。

相手役の男子の歌のヤバさに笑いつつ花火のシーンや東京タワー下でのミュージカルシーンの瑞々しさに羨望と嫉妬にも似た感情をおぼえたものです。
俺だって広末と東京巡りしたいよ!

ストーリーは多少電波っぽいし撮影もあからさまな自主映画部分と広末ブレイク時に撮り直したと思われるアイドル映画的な映像が混在するツギハギぶり。
映画としての完成度はどうしようもないですが、とにかくあの当時の広末涼子の魅力を最大限にフィルムに収めたというだけでもこの映画の価値あり!と断言したい。

エーテル体!エーテル体~!ばちばち~。
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