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レッド プラネットのAのレビュー・感想・評価

レッド プラネット(2000年製作の映画)
3.0
大好きなサイモン・ベイカー目当てで鑑賞。

宇宙船を映す冒頭のアングルが思いきりSWなのは気分が上がるし、CGがとても2000年時点のものなんて思えない質の高さなんだけど… ところどころトンデモ設定が出てきてB級感が否めないのが残念。

ペテンギル (サイモンさま) は、火星に降り立ってまもなく、ある悲しい出来事を誘発してしまい、その罪の意識をずっと抱えながら過ごしていくことになり、それが地球に誰が帰るかを決める際にも影を落とす。

そんなペテンギルの孤独や苦しみを、サイモンさまは表情やしぐさだけでうまく描いていたと思う。さすがだなと感服した。

初見では「いけすかないヤツ」と思ったのに、その後何度も見ているうちに、ペテンギルの翳りに惹かれて、今では大好きになってしまった。
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