観てて胸が苦しくなるようなつらい話だった…。復讐劇といっても、消えない過去の方が頭に残ってしまって決してスカッ!とはならない。
ただ、「復習は何も生み出さない」なんて外野の綺麗事な気もするので、彼らが成し遂げたことを否定しようとは思わない。
ロバート・デ・ニーロ演じる神父が最後までお父さんみたいで観てるこちらの心まで包み込んでくれるようだった。
ケヴィン・ベーコンの怪演も見どころ…。
作りがとても丁寧で脚本も練られている。
実話を意識させるような手ブレカメの多用やところどころに挟まれるモノクロ映像もセンスが良い。
マイケルの法廷のシーンはドキドキした。
ていうかホットドッグ屋とカートに潰された人も相当可哀想なことを忘れないで欲しい…。