キャロル『ここってその手の店?』
ジョン『君が来るまではね』
1967年、マンハッタン。仲良しだった四人組は、いたずらをきっかけに少年院に送られてしまう。そこで看守から受ける想像を越えた虐待の数々。そして、出所してから十年後。四人のうちのジョンとトミーは、偶然出会った看守のノークスを銃殺してしまう......
本当に何故あんなことをしてしまったのか。4人もいて追いつかせる選択を取るとは。力と立場の差からくる理不尽さには悲しい気持ちになった。更生施設が意味をなさない負の連鎖。そこが際立ってラストを迎えるが、これはハッピーエンド?バッドエンド?バッドエンドか。