このレビューはネタバレを含みます
豪華キャストの見応えのある映画。
少年時代の友人達が、いたずらをきっかけに事故を起こし、少年院に入る。
そこでの虐待によって負った心の傷は、4人のその後の人生にも影響を及ぼす。
友情、という言葉だけでは済ませられない絆により看守達に復讐を果たす。
登場人物が皆、ひと癖もふた癖もあり、渋くて格好いい。皆、それぞれの人生を生きているんだな、と感じられる描き方で、映画っぽい都合のよい脇役がいないところも深みを増していて良い(ホットドック屋さんにも人生があるんだ、それはそうだ)
これが現実の出来事をベースにしている、という話も、なんだか納得してしまう。
なぜ昔の映画はこう、深みがあるのだろうか。
コミュニケーションの形が直接的で、人情的に感じるからかな?
そしてデニーロ格好いいな。