吉良吉影

スリーパーズの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

スリーパーズ(1996年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

「最近映画を観るモチベが、、。」
そんな中でこの映画をチョイス。

序盤は『スタンドバイミー』的な悪ガキ少年たちの友情物語で始まるが、予期しない事件を引き起こしてしまい悪夢の生活が幕を開ける。規律の遵守は大事であるが、看守の躾は度を超えていた。性的な虐待をしている点で、子供に躾を学ばせる目的よりも私利私欲が中心になってしまっていると感じた。
物語自体は中盤まで胸糞シーンが続き、後半はスカッと復讐劇を遂げる「スカッとジャパン」を大ごとにしたような構成。結末にかけてあまりにも計画的通りに物事が進んだので、ラストが淡白な印象を受けた。
しかし、最後の文章は驚いた。国はこのような事例を認めていないが、まさかの実話だったとは。正直治安の悪いアメリカでこのような事件は起きるのではないかと思ってしまった。

「久しぶりにしっかり映画を集中して見れたので、いい作品でした。これを機にまた通常運転しなくては」
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