リアム

スリーパーズのリアムのレビュー・感想・評価

スリーパーズ(1996年製作の映画)
3.4
スリーパーズとは「少年院上がり」とのこと。当時の少年院の実態は定かではないが、ケビンベーコンがあまりにもハマり役で復讐を果たす場面にはちょっと高揚してしまった。また少年時代と成長してからの姿が本当にそっくり。ブラピがカッコ良すぎる✨タバコを吸う、ホットドックを食べる、ただ歩く姿だけでもこの作品のブラピは仕草がホントにいちいちカッコいい(笑)

ストーリーに関しては友情の描きがやや甘く、またそんなに上手くいくかなというほど楽勝な裁判劇の現実味が低い。原作があるみたいだけど、どこまで信憑性があるのか。裁判を終え抱き合う姿に反し全く更生せずヤクザとして死を迎える彼等にはちょっと興醒めですし、逆に復讐を果たしても結局生き方を変えられなかった二人の現実が悲しくもあります。

ただそれなりに見応えはあるし、ブラピとケビンを観るだけでも価値ある作品です。
リアム

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