キルエムオール

スリーパーズのキルエムオールのレビュー・感想・評価

スリーパーズ(1996年製作の映画)
4.5
個人的な鑑賞体験を申し上げると、本作は小学校高学年のころに当時絶賛ブレイク中のブラピが出ているというだけでなんとなく借りてみた。それから今まで再鑑賞していない。いや、なんとなくできなかった。それくらいショックを受けた作品。行き過ぎたいたずらのせいで少年院へ、、そしてそこでの耐え難い残忍な仕打ち、、子供ながらに本当にゲンナリした。今でこそ大好きな俳優になったケビンベーコンが当時は本当に悪魔に見えた。大人になった幼馴染4人が勢揃いした裁判、最後の晩餐、事件を起こす前の主人公たちが学校で戯れるラストシーン、今も目に焼きついている。そして、やり切れない気持ちになったのを覚えている。今、再度鑑賞しておかしなところを見つけたとしても、これからも個人的にはフェイバリットのうちの一本であり続けると思う。