キャストが豪華だしやりたかったことはわかるんだけど、名作になり損なった感じがする笑。60年代のHell’s Kitchenの様子がプレシャスだし、子供の頃の彼らが犯す行き過ぎた悪戯は現実にありそうで、なんなら幼い頃の自分がしてもおかしくないような内容で観てて恐ろしかった。
でもなんだろう、全体的に長い割に内容が薄め。もちろん少年院での性犯罪なんて、最も現実に起きてるであろう許されざることだし、そのトラウマによる少年たちの心の傷は計り知れないものだけど、この映画を通してはあんまりその卑劣さが感じられなかった。Kevin Beaconは素晴らしかったけどね。
まず裁判がとんとん拍子に進みすぎて、ちょっと現実味にかけた。証言台に立つ看守の一人鬼メンタル弱いじゃん！！普通否定しまくるだろ笑。その証言が法廷記録から抹殺されるのも謎、事件と関係ないからなの？そこの説明も足りない。
あと青写真ぽいフィルターがかかったフラッシュバックもあんまり好きじゃなかった。フラッシュバックにしないで普通に物語に組み込めばよかったのに。
