トニートニーチーボー

かいじゅうたちのいるところのトニートニーチーボーのレビュー・感想・評価

3.5
親子や家族、愛、の難しさ、個性、軽めの精神異常や社会の中での生きづらさなどの話だったと思う。
ずっとある恐怖感は、なにを表してるんだろうね?不安定な社会で生きることなのか、子供に共通する脅威なのかな

異常な人、見てると辛くなるけど、巻き込まれて良いわけじゃないよ誰も。救うことと巻き込まれることは別だと思う。すべての人はグラデーションなんだろうけど

みんな悪意には敏感で、
「怒るのはこちらの仕事で、あんたは怒っちゃだめ。こっちが怒ったら、王様はぼくを食べていいよ、愛してるから好きにしてって言うことになってるの」ってとこ、最もパワフルシーンだった。王様って親なんだろうね

alt-jのBreezeblockという曲の歌詞に、この絵本を引用してる部分があったので見た。ちょっと議論を起こしたという絵本も読んでみたいな〜

ぼんやりしててよい感じ。最後の歌がかわいい

ずっと穏やかに、大切な人に怒らず、怒り合わず、生きていきたい(良い感想の予感)