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氷海の伝説
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『氷海の伝説』に投稿された感想・評価

イヌイットの監督がイヌイットの人たちだけで、イヌイット語で撮ったというイヌイットの文化保存の役割を持った作品。「足の速い人」というイヌイットの伝説の叙情詩。真冬に極寒の地の映画をまた観てしまった⛄

髪も髭も凍っているし、みんな鼻水が出ているし、子供たちの鼻水は凍っている。女性のなかには寒さに弱いと言っている人もいた。北方民族だからといってみんな寒さに強いわけではないみたい。全裸で氷の上を走るシーンを演じた人は、エンドロールに出ていた撮影風景では毛布をかぶって寒そうにピョンピョン跳ねていた。そうだよね。寒いよね。
みんなムートンのような厚い皮の服を全裸にかぶっていた。女性の服には模様があり可愛いけど下に何も着ないのは寒そう。すきま風の心配をしながらヒートテックの暖かさを噛みしめる。

日本人に少し顔立ちが似ている人や、鼻筋が通った人もいて、同じモンゴロイドでもばらつきがあった。古代には陸続きだった日本を含めてシベリアからアメリカまで幅広く分散しただろうことがうかがえる。メインの男性たちがみんな面長に長髪、髭なのでわかりにくい。昔、テレビによく出ていたなすびという芸人を思い出した。

ホーミーや唱名のような音色の喉歌、口琴、顔の刺青、女性を取り合うときの頭突きしあう儀式、精霊信仰、セイウチの牙をつける悪魔払い、アザラシ狩りなどイヌイットの伝統が盛りだくさんで面白い。雪原や海の自然は壮大で美しく、、やっぱり寒そう!

カナダ社会に取り込まれたイヌイットのかつての自然生活の様子を見ることができるという点では価値のある作品。でも映画として3時間は少し長く感じた。イヌイットの伝説は、権力争いや嫉妬に渦巻いてドロドロしていた。どんな地でも人間のすることは変わらない。災いをもたらすオキの妹がたびたび"女の悪い顔"をしてくるのだけど一番、日本人に似た顔立ちなので忘れることはなさそう。
C

Cの感想・評価

4.0

渋谷TSUTAYA8/10。

カナダ産、イヌイットたちのヒューマンドラマ。こんな映画初めて観た。原題の「atanarjuat the fast runner」の意味が分かるシーンで鳥肌が立つほどにただただ圧倒され、感動のあまり思わず「すごい…」って声が漏れてしまった。いつもなら3時間近い映画はタバコ休憩挟みがちなのに、こちらは引き込まれてしまい一気にラストまで。だってイヌイットの生活(衣食住)を見るのも、イヌイットの言葉を聴くのも、全部が全部初めてのことだったんだもん。あー、、やられました。。愛や憎悪や裏切りなんかの人間につきものな感情たちは、どこの世界にもあるんだなあ。。あ、あとシャーマニズムもここにはあった。。まともなレビューが書けないや、壮大だったなあ。
青二歳

青二歳の感想・評価

5.0
イヌエットの伝説を元に、イヌエット自身が役者として出演した、駿足の英雄の物語。イヌエットの名誉が描かれる誇り高い傑作。
監督も脚本もイヌイットによることも素晴らしいが、最も評価されるであろうことは全編がイヌイット語で語られているということ。

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