「みんな何かに酔っ払ってねぇと やってらんなかったんだな…
みんな何かの奴隷だった…あいつでさえも…」
ー 進撃の巨人 ケニー・アッカーマン
ずっと見たかった作品。
ようやくU-NEXTで見れた。
この映画の有名なBGMは
日韓W杯の時のイタリア対韓国の
八百長試合をYouTubeで見ると流れてる
イメージで堕落や失落を容易に想起させる。
映画自体はドラッグの恐ろしさを
視覚的に訴えかけることに特化した映像作品。
それだけといったらそれまでだが
普通に怖いし、悪夢を見そう。
特にテレビの中の世界が
現実に侵食してくるシーンはすごい。
俳優だけブラウン管の画面のようにする演出は
衝撃的だった。
その他も素早いカット切り替えや
被写体が画面内で違うスピードで動いたり
印象的な画角、タイムラプス、2画面視点
瞳孔どアップ、動く演者の顔固定アングル…など
その後の映画において
多大な影響を及ぼしたであろう
映像表現が秀逸だった。
たぶんブレイキングバッドも
そうだろうなって思える表現が多い。
ブラックスワンと同じ監督なのね。納得。
美しいジェニファーコネリーや
まだ若いジャレッド・レトが
どんどん壊れていく様が
その辺の薬物講座なんかより
よっぽど効果がある恐ろしさだった。
2日連続なんだけど
またヘクターサラマンカが
ちょい役で出てた笑