AK

レクイエム・フォー・ドリームのAKのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

えげつないものを観た
ラスト15分凄すぎる

破滅映画

映像、編集が凄すぎた

テンポ感とか、カット割り、2画面になるところとか、美術メイクも凄すぎた

ドラックが体内へ入っていって、瞳孔が開いて
薬物シーンの編集とカットのテンポが良すぎる
その後の時間が早まったり遅くなったりの表現もすごい

周りとの時間の流れとか、その人自身の時間の流れの相違を映像に落とし込むのが上手すぎた、圧巻

登場人物全員、不幸になるのが観終わった後、ドッと来る
不幸になってると思ったのは、あくまで自分の主観だけど、まじでそれぐらいラスト15分が印象的

ドラッグ漬けになる母親の演技やばすぎる
ハイになったり、落ち込んだり、幻覚が見えたり、息子の腕切断、友人の逮捕、彼女の堕ち様、まじで他に類が無い映画

衝撃的すぎた

人は何かに依存したり、中毒になったりするものなのかなと
寂しさや不安感を紛らわす為に
それがドラッグだったら、このようなことになるし、他に何かギャンブルだったり、ご飯だったり、買い物だったり色々な要素があるのかなと思った

ドラッグはどんな人でも、入り口と環境さえあれば中毒になる、そうなってしまえば、こんな事になり得ますよ
みたいな映画だった

エレンバースティン怪演すぎる
ジェニファーコネリーの体当たりも

不安を煽るBGM、映像、カット割り、美術、演技
とんでもない映画だった
AK

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