名作と言われているが、いまさら52話のテレビアニメ版を見るのは億劫だから、もうどうでもいいや、と放置していたが、二時間劇場アニメ版があるということで、せっかくだし観てみた。
結論は、観て良かった。さすが名作だ。シンプルなのに訴えかけてくる力がすごい。
風車が壊れたあたりから、めちゃくちゃムカつきながら観ていたw 年を取ったせいか、ひねくれた性格のせいか、素直に感動することが出来ないw
悲劇はアンチテーゼであるから、泣いているだけでは何も始まらない。だがほとんどの人は泣くだけ泣いてすっきりしてしまうのだ。泣いて感情が消化されてしてしまう現実が、悲劇の悲劇なのかもしれない。
本作品はいろんな見方が出来るのだろうが、名作ゆえの戯れ・推し・嫉妬・批判などなどを眺めて透過しつつ、澱になった己の感情をあとでくみ上げてじっくりと観察したい。(という適当な文章で誤魔化すw)
