マーキュリー

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのマーキュリーのレビュー・感想・評価

2.0
全然ノレなくてショックです。レオーネもノスタルジー映画も好きだけどノスタルジーがもはや前提・この映画の基盤になってるので厳しかった。時代が時代だから仕方ないけど、全体的にホモソーシャル感はやり過ぎだと思うし(特に一列になってズボンのチャックを下ろすところ)、レイプ後に車から放り出されたデニーロを完璧な遠景ショットが捉えて、そこでモリコーネの甘美な音楽が流れるのがまじ無理。音楽がなかったら甘美なもの感は薄れて気にならなかったかもだけど。良かったところは、1回目のイエスタデイがかかって過去ではなく未来に時間軸が飛ぶところと、チンピラにボコられて助けを求められるも扉を開けないジェニファー・コネリーと、あと、羽毛工場での追いかけっこ。はぁ、もっと何も気にしてない時代に見たかった。さっさと見なかった私が悪い。