Nana

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのNanaのレビュー・感想・評価

3.4
RRRより長い229分!公開当時映画館で休憩があったか気になります。

東海岸のユダヤ人ギャングの人生を少年時代、禁酒法時代の青年時代、老人となった現代と描いていて、見応えがありました。
昔、テレビかDVDで観た時は、唐突に入ってくるモリコーネの音楽に馴染めなくて、コントみたいと思いましたがw 今観ると映像が美しく、当時の空気感が伝わってくるような叙情的な作品だと感じました。

セルジオ・レオーネなのにイタリアマフィアじゃなくて、ユダヤ人て言うのが意外。マカロニ・ウェスタン作ったくらいだから、イタリアにこだわりは無いのかな。

デニーロは相変わらず危ないキャラで、突然車で海に飛び込むし、思い切りロマンチックなデートの後にレイプするし、最後まで得体の知れない不気味さがありました。

ジェニファーコネリーのデビュー作らしく、子供ながらすごいオーラ(*´Д`) ティーンなのにおしりも出しちゃって、びっくり

そのデボラが大きくなった役が、エリザベスマクガヴァンで、今はダウントンアビーのキレイなママだけど、この頃はずいぶんパンパンで、少女時代とのギャップが…しかし車の中でむちゃくちゃにされたり、メイクを落としながら語るという、変わったシーンが印象的でした。

私がお気に入りなのは、食欲がエロに勝ってケーキ食べちゃうシーン。モリコーネが悲しげな音楽つけてたけど、すごい笑える‪シーンでした。

私の愛するダニーアイエロがアイエロ署長というおバカ警察で、チラッと出てたのも嬉しかったデス。
Nana

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