kazマックスグローバーレッド

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

3.7
こちらも三十数年ぶりに再鑑賞。初めて見たのはTV放映時の日本語吹替版で今回の再鑑賞も日本語吹替版なので英語オリジナル版は未だに見たことない。

セルジオ・レオーネ監督の遺作にしてワンス・アポン・ア・タイム三部作の最終章で、少年期から老人期までのデ・ニーロとジェームズ・ウッズ悪友腐れ縁一大叙事詩。この映画で一番エモいのは悪ガキ集団の末ッ子が撃たれるシーンで劇伴のパンフルートの音色がたまらなくいいのよ。サントラはレンタルレコードでLP借りてカセットテープに録音してよく聴いてた。

先日亡くなった我らがポーリーことバート・ヤングを偲んで『ロッキー』シリーズではなくこの映画見直す。バート・ヤングはちょい役で別にバート・ヤングではなくてもいい役だけど『ロッキー』以外で初めて知った映画がこれでしたもんで。ジョー・ペシもちょこっと出てたけどこちらもやっぱり別にジョー・ペシじゃなくてもいい役だった。デ・ニーロのバーターということにしておきましょう。

ジェニファー・コネリーが大人になったらエリザベス・マクガヴァンってのは今見ると骨格からして顔がまるで違うから違和感がある。

吹替版では、ちびっこギャングの1人がルフィーの声。こう考えると田中真弓さんもなかなかキャリア長いよね。どうでもいい事だけど当時『ワンス・アポン・ア・タイム・アメリカ』のタイトルが長いから自分的に「わんす・あんぽんたん・めりか」と若干縮めて言っていた。