穴ル怒シュワルツファッカー

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカの穴ル怒シュワルツファッカーのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

青春時代の若かりし甘酸っぱい描写は秀逸。性欲真っ盛りな少年達。ケーキをつまみ食いしてしまう場面といい、デボラとの甘酸っぱい会話の後にリンチされたりと、展開が飽きない。
監督がゴッドハンド ファーザーを断った逸話も理解出来る。ギャングはもっと泥臭く、野蛮な人間模様を描きたかったのが、本作品で良く分かる。デニーロの言葉最小限、目力のインパクトは流石。ゴッドファーザーにも劣らない演技力を垣間見れる。
最後のマックスとのやり取りから、ゴミ収集車、アヘンのデニーロの笑みの流れは、本当に素晴らしい。正直、ヌードルスのデボラへの思いが強過ぎたのか、ハリウッドに行ってしまう焦りなのか、レイプに至ってしまい、電車の無言の見送り、35年後の再開でも謝罪無し、ベイリー長官への追求といい、デボラに対して思いやりが非常に欠けていて残念である。あんなに仲間思いなのに、女性蔑視なヌードルスが残念なのは、時代を反映なのだろうか…。
長時間大作だが、最後まで駆け抜けて見れる秀逸なギャング映画。