まぁ郎

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのまぁ郎のレビュー・感想・評価

4.5
同じ、禁酒法時代を描いた「アンタッチャブル」では、ギャングのドン、アル・カポネを演じたデ・ニーロが、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」では、ユダヤ人ゲットー育ちのギャング、ヌードルスを演じている

ヌードルスの晩年も、デ・ニーロ自身が演じているが、ここでも、相変わらずのカメレオンぶりを披露している

マックスとの出会いから始まり、友情の芽生え、成功、裏切り、終焉までを描いている
肝心な裏切りについて語られてるシーンが少なかったように思う
ここのところをもう少し描いて欲しかった

全てをマックスに奪われ、マックスに丸め込められていたヌードルスの心境は、いかがなものだったのか、無言の表情が全てを物語っていた
そして、すぐにマックスを気遣うあの台詞
男気と硬く結ばれた友情を感じた

作品もさることながら、劇中で流れる、エンニオ・モリコーネ作曲の楽曲もすばらしい!
まぁ郎

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