このレビューはネタバレを含みます
日常を見せてもらってるような…ドキュメンタリーのような…とてもリアルで感動した。
セリフで多くは語らなくても、みんなの気持ちとか願いが伝わってきた。
お兄ちゃんは世界を選んだってところ好きだなあ。
弟は明るく振舞ってるけど、実は色んなこと考えてるんだろうな。
友達は、家族3人で歩いてるのにお父さんがパチンコ屋に行っちゃうところ、すごく嫌なんだな。切ないな。
新幹線が交差する瞬間、切り替わる映像が1番心に残ってる。落ちてる100円玉、駅員さんの手、アイス、ポテチ、かるかん、先生の手、おばあちゃんの手……何気ない写真のようだけど、これが頭の中で、これが世界なんだって思った。
素敵な表現だなあ。
なんだか、私の記憶ではないけれど、自分の事のように感じたというか…不思議な感覚だ。