かきフライ発見一疲れ気味

望郷のかきフライ発見一疲れ気味のレビュー・感想・評価

望郷(1982年製作の映画)
4.0
面白かった

ボートピープル(ベトナム難民)の問題を正面から扱った社会派ドラマ

勉強不足で、背景がいまいちつかめなかったんですがアマプラのあらすじは

(※アマプラ転載)1978年、日本人フォト・ジャーナリストの芥川は、ベトナム戦争終結時に取材を行っていた南ベトナムのダナンに3年ぶりに帰って来た。
ベトナムの子どもたちを撮る写真集のために街を撮り続けていた彼は、表向きの復興とは裏腹に、政府軍による反対勢力狩りが続き...。



この映画のすごいところは、1978年の現状を映画を1982年に撮っていて、過去の出来事ではなく当時現在進行系だったということです

ベトナムの現状を香港の監督が香港の俳優を使って撮ってます

日本人カメラマンだけ、変な日本語で会話させたのは、ベトナム人は香港人と重なり、日本人は外国人として客観的な視点で撮りたかったんだと思うと監督の意図がくみ取れると思います

映画の出来としては、いまいちの部分もありますが、それ以上に熱量を感じました

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