普通の大学生がやくざに気に入られて危ない橋を渡る話。
普通の大学生を柳葉敏郎がやるというのがナンセンスで、全然普通の大学生じゃなかったんだけど、別に全然良かった。
最初にビートルズのナレーションが意味ありげに語られるのに流れてくる曲がスタンドバイミーの曲だったのもよくわからなかったけどまあ良かった。
陣内孝則と柳葉の出会いのシーンとかは爆発的にダサいいんだけど、否定する気にはならない。
なんかそういうひっかかりの多い映画なんだけど、なんなんだろう。面白いんですよね。
陣内孝則のケレン味と柳葉敏郎の狂気性を存分に発揮できる脚本と演出だったんだろう、と思う。
柳葉敏郎がやくざにならないように周りの人間たちが全力を尽くしていくのが感動的。