公開時劇場で。森田芳光作品。吉本ばなな原作の映画化。当時の人気モデルのふたりが主役を演じスタイリッシュな映像の中にバブルな都会のマンションと日本家屋のキッチンの対比が良かった。冷蔵庫の音。「それから…
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具体的にうまく表現できないが、いかにも吉本ばななの世界だなぁ…という感じだ。
映画デビュー作と川原亜矢子は初々しい。棒読みの台詞も、わざとそういう雰囲気を出しているのか?とも思える。
ストーリー…
最初、これ見続けれるか…?って思ったけどなんだかずっと見てしまった。だんだんと良くなる。
えりこさんすっごくよかったなぁ。
この時代って物の重さがちゃんとあって、人の人生にもちゃんと重さがあって、い…
なんかマヌケでツッコミどころだらけなんだけど、気づいたらそれがクセになってる。
バブルの日本の影がチラついて見えるのが、逆に新鮮に映った。
「人は相手のことや気持ちを知ろうとするけど、それは傲慢な…
映像の切り取り方が独特ですてき。ふわふわした台詞回しも原作の雰囲気に合ってた。家が豪華ですごかった。ジュースのシーンとか夢の中のシーンとか、ほんとうに独特な空気感。橋爪さんもとてもよかった。ミキサー…
>>続きを読む題名からは想像がつかないほど視覚的であり登場人物から溢れるキャラクター性に翻弄されながら最後まで濃厚な時間を過ごせた。
また舞台となる家庭はグロピウス自邸の洗練されたデザインと機能性を彷彿とさせるが…