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マイ・フレンド・フォーエバーのあのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます


エリックとデクスター、2人の少年の強く結ばれた、絆と友情の物語。

親友のために心血を注ぐ、そんな少年らしい力強く、不器用で純粋な生き方を、鮮やかで柔らかい雰囲気で包み込んだ世界観であり、友情や愛に勝るものは無いとストレートに感じられる、涙必須の作品だった。

不思議とエリックの言葉には想いが乗っていて、本当になんとかなるんじゃないかと観ているこちらも勇気付けられた。

デクスターのお母さんが、エリックのお母さんの胸ぐらを掴みながら放った、心からの言葉にも感動したが、やはりエリックがデクスターと自身の靴を交換するシーンには、後半グッと心を持っていかれてしまう。

- 真っ暗でも怖くないように、その人を感じられるモノを身に付ける。

最後のシーン、川にデクスターの靴を流したのはエリック自身の心の成長と、デクスターを旅立たせるという、彼なりの第一歩だったのかも知れない。
あ