90年代は本当に名作が多いね。今年観た映画の中でも迷わずNo. 1の映画だと言える。まだ今年終わってないけどね（笑）でも間違いなくNo. 1だね。だって今年どころか、僕のこれまで観た映画の中でも特に心に残った名作だからね。
先生を驚かすシーン、すごく切なかったな。心が痛かったよ本当に。それにデクスターのお母さんの言葉にも涙涙涙だった。デクスターの事はもちろんだけど、エリックのことまで自分の子どものようにあんなに愛せる人はいないよね。靴のシーン...子どもの純粋さ...それにも涙...もう何度泣かせる映画なんだー。
エリックにとっても、デクスターにとっても、二人は出逢って本当に良かったよね。デクスターはとても短い人生だったけど、それでもきっと誰よりも大切なことを知れたよね。もちろん同等にエリックだって大切なことを知れたと思う。ずっと寂しい思いをしてきたエリックだったけど、とっても素敵なデクスターと出会ってからは、『僕は一人じゃない』と感じたと思うし、共に過ごした日々は、きっといつまでもエリックの心の中で素晴らしい思い出として残り続けるよね。
エリックやデクスターの表情一つ一つに僕の感情がこんなにも揺れ動くなんて、そうそうこう言う映画には出会えないと思う。表情をここまで気にして観たのはむしろ初めてかも。
完全にこの映画に心奪われました。
素晴らしいの一言。
現実世界ではエリック役のブラッドはもう...それでも僕はエリックとデクスターが大好き。もっと早くにこの映画に出会いたかったな。
『奇跡』
よく映画でも耳にするこの言葉。いくつもある映画でよく使われる台詞の一つに過ぎないけど、どの映画で使われる『奇跡』の台詞よりも、この映画の劇中に使われた『奇跡』という台詞ほど、起こると信じていたかった。
でも最後まで観て僕は気付いたよ。
もう二人には『奇跡』は起こっていたんだね。出逢ったあの瞬間から。
エリックとデクスター二人の軌跡こそ、この世界で何よりも美しい『奇跡』だったのかもしれないってね。
