ゴン吉

去り行く男のゴン吉のレビュー・感想・評価

去り行く男(1955年製作の映画)
4.0
流れ者の牧童を描いた西部劇。 
グレン・フォード主演、アーネスト・ボーグナインとチャールズ・ブロンソンが共演、フェリシア・ファーがヒロインをヴァレリー・フレンチが悪女を演じる。

牧場主のシェップ(アーネスト・ボーグナイン)は、峠の山道で倒れていたジューバル(グレン・フォード)を見つけ、彼を馬車に乗せて自分の牧場に連れ帰り介護する。
ジューバルは羊飼いで、モンタナから峠を超えてきたという。
彼は、シェップの牧場でカウボーイとして働くことになるが、やがて新参者にもかかわらずシェップの信頼を得てリーダーに任命される。
そんなジューバルに対してシェップの妻(ヴァレリー・フレンチ)が誘惑してくる。
ある日、宗教団体の幌馬車隊ローハイダーズの一団がシェップの土地で野営し、ジューバルはその一団の若き女性(フェリシア・ファー)に好意を抱く。
果たして四人の関係は如何に?  

雄大なロッキーの山をバックに様々な人間模様が繰り広げられます。
シェップは人が良いのに妻に裏切られて気の毒。
シェップと彼の妻の板挟みになったジューバルの立場も見どころです。
後半に、チャールズ・ブロンソン演じる流れ者のカウ・ボーイが登場し、脇役とは思えない良い役を果たすので注目です。  

2022.11 NHK BSP で鑑賞(字幕・杉本あり)
2022.1 NHK BSP で鑑賞(字幕)
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