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去り行く男のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

去り行く男(1955年製作の映画)
3.3
ポール・ウェルマンの小説「Jubal Troop」をデルマー・デイヴィス監督が映画化した西部劇。
原題:Jubal (1956)

流れ者のジューバル(グレン・フォード)は、ロッキーの山の中で崖から落ち、通りかかった気のいい牧場主シェップ(アーネスト・ボーグナイン)に救われ、牧場で働くことになる。
ところが、夫を愛していないウェップの妻メイ(ヴァレリ-・フレンチ)は彼を誘惑しようとし、メイと密通経験のある牧童のピンキー(ロッド・スタイガー)はジューバルを目の仇にする。
そんな矢先、牧童主となったジューバルは、通りかかったローハイダーズ(宗教団体)の一向に夜営の許可を与えたことをきっかけに、リーダーの娘ナオミ(フェリシア・ファー)の美しさに心惹かれ二人は恋仲に。
やがて、牧場主シェップは牧童ピンキーからあることを告げられ…。

「見たか?神の最大の失敗は人間を創ったことじゃないか?」

この物語は、嫉妬心と他人の言葉を鵜呑みにしてしまうことから生じる悲劇、シェークスピアの「オセロ」をベースにしてますね。
なお、 ナオミたちに同行していたもう一人の流れ者をチャールズ・ブロンソンが演じ、主人公を助ける役で活躍します。
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