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バンコック・デンジャラスのGINのレビュー・感想・評価

バンコック・デンジャラス(2008年製作の映画)
2.8
2008年制作。
ニコラス・ケイジ主演のクライム・アクション作品。

暗殺成功率100%の孤高の殺し屋、ジョー。
彼は厳格な4つのルールを守って仕事をこなしてきた。
“質問はするな”
“仕事以外で人と関わるな”
“全ての痕跡を消せ”
“引き際を知れ”
…である。
誰とも交わらない孤独を抱える中、殺し屋からの引き際を感じたジョーは、バンコクでの仕事を最後にすることを決意するが…。

うーん、なんだろう。
ジョーがバンコク来てから自分のルールを破ってばかりいるのがね、凄く気になる。
弟子を設けたり、恋をしたり…。
殺しに躊躇いが生じるのも頷ける。
弟子のコンを救出するため敵地に乗り込むラスト30分くらいからが見所でした。

ラスト、なぜあのような選択をしたのだろう?
哀切感溢れる物語で、疑問の残る切ないラストでした。

ニコラス・ケイジが出演していなかったら観ることもなかった作品だな。

P.S.
耳の不自由な女性フォン役のチャーリー・ヤンの演技が素晴らしかった。
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