yasu555overseas

華氏451のyasu555overseasのレビュー・感想・評価

華氏451(1966年製作の映画)
4.7
さっきアマゾン・プライムで有料レンタルを払って、見ました。華氏451は華氏451度、華氏451度を摂氏233度に変えて、紙が燃え始めるのがこの温度を表してます。

本作は本を所持してはいけない、読んではいけない法律として成り立った未来の管理体制な国家社会を描いたレイ・ブラッドベリの小説を基にして映画化した作品です。

本を持ったらあかん。本を読んでもあかん。男は長髪にしたらあかん。短髪にしないとあかん。社会主義や共産主義以上に嫌な管理国家主義な社会であり得ない架空の世界観なディストピアドラマ映画でした。

愛読者達が本を不法に所持してた本が国の為に働く451消防隊に全て燃やされた有り様は国家に逆らえなく、成す術もないシチュエーションでした。

消防士の1人の主役の男・モンターグが偶然出会った女性・クラリスの影響で本の存在を意識し始めて読んでしまった彼は立場が変わって妻の裏切りと管理国家の粛清により、彼は追われて反乱分子側の愛読者達に匿って貰い、彼らと歩む道を選んだ結末が素晴らしかったです。