Hoshiduru

ラースと、その彼女のHoshiduruのレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
4.3
この1ヶ月間全く感想書けなくて、他の映画も観てるけど溜まってて、さあ書こうとしてたまにこの映画のこと思い出してはちょびっと泣いたり前向きになったりして、そうやって徐々に忘れていって。
良いところいっぱい思い出せるけど、心の動きに構ってられる余裕が当時は無くて、どうしても批評的になっちゃうのが、とてつもなく悔しい。

めちゃくちゃあたたかくて、軽ーい気持ちで眺めてたのにほろほろ泣いててびっくりしちゃったけど、あの町の人たちもおんなじ気持ちだったんだろうなあ。ビアンカのことも、気づかないうちにすごく好きになってた。

圧倒的に正しくて温かくて優しくて、でも無理のない映画だとも思った。こんなに精神疾患に対する適切な距離感を描き出せる映画ってないぞ?って感動する一方で、本当に感動してるところは、そこなんだけど、きっと視点がもっと違う、もっとそんな頭使わないでわかるところで揺さぶられまくったんだと思う。また観よう。
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