リアルドールに恋をしたとてもシャイな青年の姿を描いたロマンティック・コメディ。
限られた交友関係しか築けなかった青年が初めて本気で恋をする。
兄のガスやその妻カリンをはじめ、周囲の人間は戸惑い、中には白眼視する人ももちろんいる。
それでも何とかラースとビアンカに寄り添っていく。
純粋なラースを中心に、人々の交流を優しく温かく描いている。
人が何を受け容れて、何を学び、何に勇気をもらうのか。
多幸感に包まれる、ほのぼのと明るい、そしてちょっと切ない素晴らしいドラマ。
ライアン・ゴズリングの演技は素晴らしい。