きつね

ラースと、その彼女のきつねのレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
3.0
2024(11)
町のみんなに好かれているお人好しのラース。だけど女性が苦手な彼は恋人もおらずいつも一人。彼の隣に住む兄夫妻はそんな彼を気にかけていた。ある日、ラースは兄夫妻にガールフレンドを紹介する。ラースに彼女がいたことに喜ぶ兄夫妻だったが、ラースが連れてきたのはなんと“ラブドール”だった......

ジャケットからしてコメディかと思いきやしっかりドラマだった。

物語のテーマ自体は素晴らしいと思うが、どう見ても完全に頭がイカれたラースとラブドールのビアンカにすぐ順応する周りの人たちと、社内の女の子が自分に気があることに薄々勘付きながらもラブドールに恋をするラースにあまり感情移入できなかった。もうちょっと人間関係をしっかり描いてほしかった。

日本でも某有名ボーカロイドのフィギュアと結婚した男性のニュースが記憶に新しい。大事なのはその人のことをしっかり理解してあげること。それで差別してはいけない。
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