あやの

ラースと、その彼女のあやののレビュー・感想・評価

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)
3.4
普通に考えたらやべーやつ、と思われてしまうところを、なんて優しい目線で描いてるんだろう。

とにかく兄夫婦の懸命さに尽きるけど、他にもボウリング場の冷やかしと思いきや普通に接してくれる人々、主役に片思いしてた女性、アルバイトやボランティアに誘ってくれた人々、美容師、辛いときそばにいてくれたおばあちゃん達、教会、上司。
理想の優しい世界だなぁって思った。

監督とか脚本家は実際に周りに主役のような人がいたんだろうか?ってくらい主役の描写がリアルに感じた。
万が一家族が主役のようになってしまったらどうしようって想像したけど、ここまでは上手くいかないだろうけど、参考に、優しく見守れたら良いなぁとか思った。

しかしララランドでしかまだライアンゴズリングを観てなかったんですが、印象全然違う。でもしっくり来る。
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