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大利根の対決のhummingbirdのレビュー・感想・評価

大利根の対決(1955年製作の映画)
3.7
モノクロ、スタンダード、55年、伊藤大輔のオリジナル脚本。監督は「江戸の小鼡たち」が面白かった冬島泰三。

渋くて面白い。地味なんだけど、旧作好きな人が好きそうな素朴な魅力があると思う。

全体は3部構成で、先が気になるストーリー。最後のパートに殺陣がたっぷりあって、出演者の動きや撮影など、素晴らしい出来になっている。Amazonでサムネになっている、あの辰巳柳太朗の登場も面白い。お安が歌っているのは常磐津というジャンルらしい。

花柳小菊は戦前に日活、56年から東映専属。この時代はフリーのようだ。
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