このレビューはネタバレを含みます
内気なフレディ(テレンス・スタンプ)が以前から惹かれていたミランダ(サマンサ・エッガー)を強引に拉致し監禁していく心理的サスペンスドラマ。
ミランダはフレディに憎しみを抱いていたが徐々に気持ちが変化していく様が垣間見える。
結局、フレディはミランダを女性として愛することができずに他の女性を"採集"するために出かけるところで映画は終わる。そのシーンが一番恐ろしい。
コミニュケーションの大切さと難しさ、相手に対する思いやりの必要性を改めて感じさせる作品だった。
似たような事件が今の世も存在することに社会の不安を思う。
T・スタンプは倒錯な感情と冷徹な表情が混じり合う演技が見事で印象的な青い瞳と共に釘付けとなった。
S・エッガーはブラウンのヘアーが美しくてインテリだけれど優しさのある女性を熱く演じていた。
https://youtu.be/_JzR-_gxLbY