このレビューはネタバレを含みます
「喋り方が嫌い」「反抗する資格がない」
「周りに合わせる努力をしていない」とホールデンに言いたい放題で笑った。少年時代からの趣味である蝶の採集を周りから軽蔑され続け、インテリや金持ちが称賛するのはサリンジャーやピカソで。主人公に同情する意見もあるけれども所詮は女性をモノとしてしか扱っていないし、監禁という遊戯を得手とする彼はただただ気持ち悪い。
映画全体を通して緊張感はさほど無く、隣人の男性が主人公宅を訪れた時に2階の浴室から伝ってくる水に唯一ハラハラした。
最後の晩餐で"SAY YES"が流れてきて困った。