クリーニング店では、洗濯が仕事になる。だからなのか、父母の役割分担もいささかフレッシュに見える。
とはいえ、戦後における家族の多くは、流動化ないし多様化を余儀なくされた。戦争で夫や息子を亡くした家…
貧しくとも出てくる人たちが皆んな誠実で健気。家族の前では気丈に振る舞う田中絹代がひっそり膝を抱えて泣いてる場面でグッとくる。揺らめく今川焼の旗がアイスキャンディに変わる季節表現だとか映像の見せ方も良…
>>続きを読む母は強しというハートウォーミングな映画かと思いきや、田中絹代があまりに不幸で辛かった。
14歳で奉公に出てから、周りの人のためにひたすら身を犠牲にし続ける彼女の人生とは一体……。
そしてそんな母親像…
母娘物ではベタな映画です。イタリア版DVD BOXで鑑賞。日本とイタリアの家族ものは割と似てるんでイタリアでもDVDになる気がする。成瀬巳喜男は、男と女の機微を描く人かと思ったら、こういうのも描くん…
>>続きを読む🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-122 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋やっぱり成瀬巳喜男監督の作品は素晴らしいですね!!戦後の東京の原風景を舞台に…
絹代!
名作です。名作ですよ!
田中絹代さんが実にいい。
優しくも厳しい母さん。
香川京子さんが素敵な娘役。
これがまたとってもチャーミングーぅ。
加藤大介がうまい!
お父さんは雁の寺のおっちゃんだ…
成瀬巳喜男監督らしい庶民劇の佳作で、主演の田中絹代が気丈な母親像を見事体現している。いま観ると若干古臭い表現もあるが、とても心洗われる内容。🤱
一貫して子供の目線で描いている点が秀逸で、水木洋子の…
長女・香川京子を通じて描かれる、様々なトラブルに見舞われながらも家族を養っていく母の物語。
この作品の巧妙なところはあくまで長女の視点で描いているところであり、家族の死や親族との問題など深刻になり…
どんどん家族が死んでいき、家から人がいなくなるのが淡々と描かれていた。
兄→父→妹(本家への養子だが、それは死と類似したものだろう)
兄と父の場合は死に目を描かず、死ぬ前と死んだ後の状態や生活(墓参…