そう言えば今年度の邦画の授業で最後に取り扱われて観た作品だ。先生の成瀬推しには若干疲れたが、それでもこの作品はなんだかすごい。幸せそうでそうじゃないところもちゃんと描けてる。すごい。わたしは小津の映…
>>続きを読む三島雅夫の葬式の台所、寡婦らが戦死者の話するのと並列で干瓢足りない話するのたまらないな。今川焼/アイスキャンディ/次女の髪の長さなどで連綿たる流れを見せながらどうしようもなく死や別れがあること、でも…
>>続きを読む暗い話もこういうテンポと展開で良いということを今の映画人は忘れてしまっているようだ。こんなに悲しい中でオー・ソレ・ミオが流れる映画を知らないが香川京子の笑顔は太陽のように輝いていて未来に希望を持たせ…
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授業で観ました!
家族の1年と、その中で生と死と、母という存在の強さが描かれている映画。
「おかあさん」は主役のおかあさんだけじゃなくて、近所のおばさんやおかあさんの妹も「おかあさん」であって…
3つの部屋しかない家屋、表、中、奥で、「生」と「死」を描く映画。
物語に合わせて登場人物がどの部屋にいるか、いないかで緊張と緩和を描き出す。
おねしょして、死ぬのが人間だと言わんばかりの、成瀬巳喜男…