田中絹代の名演よ
家から徐々に人が減っていく。
息子が、夫が、娘が、預かっていた男の子が。けれど増えるものもある、かつて父が一緒に働いた仲間や新たな奉公人。また婿の存在も仄めかされる。
これは家の物語
そして戦後の話
女たちは旦那を、息子を悉く亡くしている。それでいて気丈に、というわけでもなく、朗らかに日常を送っているのだ。
「めし」の流れでみたものだから、気になるのは成瀬にとっての母
それは、そこでならぐっすり眠れるというものなだろう
「丈夫なさって」や「わからないことをいう」という言い方、よいなあ
どうやら大森らへんらしい
でてける遊園地は今はなき向ヶ丘遊園だとか