おかあさんは幸せですか?
ニッポンのおかあさん=田中絹代さん。
戦後すぐの貧しい日本の原風景。
貧しくて何もないのに、さらに大事なものがどんどん奪われていく、、、引き算の展開。
でも、劇的なとこや泣かせるようなシーンを直接は描かない。端折って端折って、、日常描写の連続。
子供の前では決して苦労は見せず、でもふとした瞬間の表情に、、^^;
小学生の文集?をヒントに、日本を代表する脚本家の水木洋子のオリジナル。子供目線で描かれるので、悲痛ではなくちょっとコミカルだったりもする。
なのに、、、涙が止まらない。
1950年代の成瀬巳喜男監督は名作連発で神がかってます。
大好きで大切な心の映画。
すべてのおかあさんに捧げたい一作です!