Movie大戦シリーズでは一番面白い映画。
というのも、オーズとフォーゼの両作品を最大限楽しむために、この映画は必須だからだ。
オーズ編では映司とアンクとの「いつかの明日」を擬似再現し、ファンに希望を持たせてフィナーレを迎える。オーズの終わり方的にこのような後日談を描くのは蛇足になりやすそうなものの、そこはやっぱり小林靖子さん。いい塩梅な脚本を書き上げている。（バースの活躍はちょっとアレだけどw）
フォーゼ編では弦太郎のなでしことの初恋を描く。彼の成長物語を描くとともに、「宇宙のエナジーを使って戦う」フォーゼの世界観を広げる重要なエピソードとなっている。
そしてレジェンドである7人ライダーも圧倒的な強さを見せつつ、主役を喰わない役割にとどまっている。黒マスク2号がかっこいい。
オーズとフォーゼを観てる人、ヒーローがいっぱい出てくる映画が観たい人双方にオススメです。
