溝口が亡くなり、女性映画の「巨匠」として成瀬の定評が付く1960年代の、成瀬の脚本家は、主に松山善三となるが、それ以前、成瀬が自分で脚本を書いていない時の脚本家は、長らく東宝専属の脚本家として勤め…
>>続きを読む2022年8月16日
映画 #おかあさん (1952年)鑑賞
戦後クリーニング屋を再開した福原家。店は父の弟子である木村のおじさんが手伝ってくれていた。しかし長男と父を相次いで亡くしてしまい、母は…
母娘物ではベタな映画です。イタリア版DVD BOXで鑑賞。日本とイタリアの家族ものは割と似てるんでイタリアでもDVDになる気がする。成瀬巳喜男は、男と女の機微を描く人かと思ったら、こういうのも描くん…
>>続きを読むU-NEXTで成瀬映画が結構あることを発見し、思わず観直してしまう。成瀬映画はどれも好きなのだが、成瀬というと『浮雲』などの男女のグダグダを描いた作品が代表作なせいか、暗い、切ない、哀しいイメージが…
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兄の死辺りのテンポ感が少し溝口ぽい。”お母さん”を全うし何とか踏ん張り続ける田中絹代とどこまでも朗らかでキュートな香川京子。今作の加東大介との関係性然り、どこかに引っ掛かるような空白が成瀬作品におい…
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香川京子さんが可愛い。
花嫁姿の初々しいこと!(結婚するんじゃないです)
田中絹代さん演じるお母さんが本当に理想のお母さんです。
夫や息子を亡くして辛くて苦しいだろうに…
いろいろな出来事、それが悲しくても楽しくても日常のさりげない風景のひとコマとして流れていく。田中絹代が演じる包み込むような慈愛に満ちたおかあさん、香川京子が演じる素直で清純な娘、どちらも生き生きと美…
>>続きを読む日本映画最盛期のスタッフの力量をひしひしと感じる。何でもないホームドラマなのにエモーショナル。面白すぎる。ずるいでしょ。
兄が亡くなり、力こぶを見せていたポパイのお父さんが病に倒れ、妹は養子に出さ…